(375)のぞみ号の中で思う事
2019年 07月 01日
安田義明のラジオポエム原稿(2019年06月05日水曜深夜12時15分~12時18分放送・翌日深夜1時15分再放送)
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男が会社を後にしたのは7時過ぎだった
男は地下鉄駅前でサンドイッチを買って
カバンと買い物袋を手に東京駅に向かった
男は東京駅でコーヒーをテイクアウトしてのぞみ号に乗った
男はコーヒーをテーブルに置き袋からサンドイッチを出した
動きはじめた列車の窓に東京の灯りが流れはじめた
目黒川の灯りが通り過ぎると
男はすこしさびしさを覚えた
「あの頃ぼくは東京で暮らした」
そんな言葉が男の頭に浮かんだ
男は暗闇を走る窓の下でサンドイッチを手に
窓の灯りをうつくしいと思った
のぞみ号の中で思う事
もう一度読みます。
――略―― 詩 安田義明 音楽 DAISUKE
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男が会社を後にしたのは7時過ぎだった
男は地下鉄駅前でサンドイッチを買って
カバンと買い物袋を手に東京駅に向かった
男は東京駅でコーヒーをテイクアウトしてのぞみ号に乗った
男はコーヒーをテーブルに置き袋からサンドイッチを出した
動きはじめた列車の窓に東京の灯りが流れはじめた
目黒川の灯りが通り過ぎると
男はすこしさびしさを覚えた
「あの頃ぼくは東京で暮らした」
そんな言葉が男の頭に浮かんだ
男は暗闇を走る窓の下でサンドイッチを手に
窓の灯りをうつくしいと思った
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by yasudapoem
| 2019-07-01 10:23
| ラジオポエム2019年
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